初硯(はつすずり)五十年の座の静かなり
常磐 松琴
去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの継ぐ
松川 冬青
寒椿ひらくや会報刷り上がる
久我 山査子
毛糸編む手を休めては選句かな
田島 常子
注連飾る五十回目の扉かな